LINE恋愛♡
LINE
家に帰ると早速スマホ、スマホ!
LINEがきてるー!あ、1年A組グループだって!
へー、もうつくったんだ!はーいろ!
こんな軽い気持ちで入って、メンバー確認したら...
ひーちゃん、ゆい、みずき、〇〇、〇〇.........
み...みずきって...あのみずきくん!?
高鳴る鼓動に鞭打ちながら何度も見直したのね、
嘘じゃない?違う人?でも変わらず「みずき」なんだよね、
正直、この人を見た瞬間から私は恋に落ちていたんだと思う。
早速追加したい...だけど...
いきなり知らない人から追加されても困るよね...
ちょっとガッカリしながらスマホしまってウトウトしてしまった、
ふと気づくと4時過ぎ。
目覚めがわりにスマホのLINEを開くと、
「みずきが友達に追加されました」
え!?うそ!?え!?
慌てて飛び起きて何度も何度も見返して...
...寝ぼけてるのかな?夢じゃない?
嘘!うれしい!早くみなくちゃ!
無我夢中でLINEを開いて見てみると、
「同じA組の石澤みずきです、よろしくお願いします。」
もうへなへなってなりながらベッドにぼふっ...
夢じゃない...夢じゃないんだ。
まだみずきくんの名前と顔しか知らない
性格、好きなスポーツ、好きな食べ物、特技、趣味......
彼のことまだ何も知らないのに、どうしてこの胸は騒いでるの?
どうして私は今嬉しいと思ってるの?
まだ気づけない自分のこころ。