あの日、君と見た青空を僕は忘れない
「相沢さん下の名前、舞ちゃんっていったっけ?」
「…うん!」
2人が話してるのをお袋が作ってくれたカツサンドを食べながらみる。
「舞ちゃんって呼んでいい?私のことは幸でいいから!」
「うん!幸ちゃん!」
「舞ちゃん!」
2人楽しそうだけど、周りからの視線はすごいぞ。
相沢さんのグループらしき人たちはもうコソコソ話してるし。
見なかったことにしよ。
そして、ドッヂボール大会では、俺たち3組は男子優勝、女子は準優勝と言う結果いい結果を残すことができた。
岡本のことも少しわかった。
運動音痴と言われると皮肉れる。
嫌だったはずの行事に自分が参加して、女子2人と弁当を食べて、ドッヂボール大会で優勝するなんて、1年前の俺が考えられただろうか。
岡本に出会って、俺の何かが変わっていく。