愛でる恋心
あきらめないからと
手の甲に唇を当てた
真っ赤になった
「可愛い・・・・」て
「からかわないでください」後ろを向いたら社長の両腕が私を抱きしめてきた、心地よい香りがした
振り向かせられた
顎を持ち上げられ社長の顔が舞い降りてきた
「ん・・・・ん、ひゃ長」
無意識に社長の背中に手をまわしていた
とろんとした眼差しで社長をみた
「そんな目で見るなよ」と強
く抱きしめた
茉莉奈の中で何かが崩れ始めた
「あぁ、押し倒したい・・・君を祐に渡したくない」