至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~【番外編】

琉聖さんは、なんて贅沢なんだろう……。


嫉妬心がありつつも、学校ではそんな七海さんを独り占め出来てる優越感。


って、琉聖さんにライバル心を抱いてどうするんだろう……。


「七海さんなら、どこの大学でも合格できますよ」


普通科に編入しても授業は普通についてこれてるし、ふわふわしてそうで、実はものすごい頭が良いことを知った。


「あ、琉聖さんって、M大なんですよね?じゃあ一緒にすればいいじゃないですか」


あたしにとっては羨ましい話。


あたしだって、出来るものなら凌牙と同じ進路がいい。


でも、雀谷高校に通っている凌牙とだとレベルがかけ離れてる……というより、凌牙は大学になんて進学するわけない。


高校卒業まで好き勝手やっていいと言われてるだけあって、その後は家を継ぐんだろうから……。
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