至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~【番外編】
悩んだ割には、相談すると凌牙はアッサリ「行かせろよ」と言い。
だったらやっぱり、凌牙も一緒に行くのが筋なんじゃないかっていう思いもあって……。
「やっぱり……凌牙も一緒の方が……」
断られても、その想いは強く。
遠慮してるなら、凌牙が首を縦に振るまで誘い続けようとしつこく迫ると。
「和希連れてくの初めてだろ」
澄んだ瞳で見つめられ。
「両親に報告すること、沢山あるだろ」
……両親……。
その言葉に、チクリと痛みを覚える胸。