至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~【番外編】
-優月-
自分の部屋で身支度を整えてから下へ降りていくと。
「おっはよー!」
珍しく早起きの大翔が、フライパン片手に上機嫌で朝の挨拶をしてきた。
日曜日の大翔は遅起きなのに……と、目をこする。
「早っ……。まだ7時だけど?」
「もうすぐ朝飯出来るぞ。フレンチトーストフルーツ乗せ!」
……どんな風の吹き回し?
意気揚々と言う大翔に首を傾げる。
チラッと覗くと、フレンチトーストらしきものがフライパンで焼かれていて、カラフルなデザートが用意されていた。
「菜月さん来るんだろ?いいとこみせねーとな!ばーっちりお出迎えするから
っ!」