至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~【番外編】
「私も色々考えたわ……。結局は、こうやって、優月も和希にたどり着いた……。これも何かの縁かもしれないわよね……」
「……お姉ちゃん……?」
あたしと凌牙を認めないと言い、その直後にあんな危ない事件に巻き込まれて。
お姉ちゃんからすれば、言わんこっちゃない出来事だったはず。
「私が輝之くんにひかれたのは、今の優月よりももっと大人だった。そんなあたしでさえ、家柄とかそんなのどうでもいいくらい彼を夢中で愛した。
その頃のあたしより若いあなた達が、周りの意見なんて耳に入らないことくらい分かってるのに」