邪道ヒロイン
私が無視して立ち去ろうとすると、声をかけてきた。



「佐川さん!あの…大丈夫?」



「何、それ。今カノの余裕?同情なんてバカみたいなことすんの、やめてよね。」



「そんなこと…」



「ふざけないでよ。私が1人になったのが面白くて仕方ないんでしょ!!もう、私に話しかけないで!!」
< 17 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop