邪道ヒロイン
私がそう叫ぶと、取り巻きたちが橋本麻衣に水をかけた。



私は、そんなこと指示した覚えはないけど、清々しい気分になった。



「もうこんなことされたくなかったら、涼太に関わらないでよ。」



「こんなの、痛くもかゆくもない!あなたになんて、負けない!」



「言ったわね?あんた、学校にいられなくしてやるから。」
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