Office Love
「お疲れさん、修兵。頑張ってる?」
「何だよ?気持ち悪りぃな。」
「気持ち悪い、言いなや。折角、僕がお疲れさん言うてんのに。」
「で、何か用?」
「別に用事はないけど、明日から胡蝶ちゃん、アシスタントに就くから報告に。」
ちょっとだけ意地悪しとうて、修兵に報告したら、びっくりするくらい眉間に皺寄せて、睨まれたわ。
「なんでだよ?なんで貴井なんだよ?」
「ん?彩葉ちゃんの推薦。彩葉ちゃん貸し出してもろててんけど、真子んとこ帰りたい言うから、新しい子見繕ってもろたら、胡蝶ちゃんや言うさかい。」
「は?なんだよ、それ?」
そない言うてめっちゃ勢いよう、真子んとこ行ったわ。
********
「なんや?俺に用かいな?」
「七瀬の代わり、貴井じゃなくっても良くね?」
「は?何の事や?」
「七瀬、お前んとこ戻ってくんだろ?その代わりにギンのアシスタントに貴井が就く。」
「ええんちゃうの?貴井さん、よう仕事出来るんやろ?ギンには仕事のよう出来る子就けなあかんからなぁ。」
「って、お前、自分の彼女、返って来るからって、人のこと・・・・」
ん?と俺が顔を上げれば、修兵は、しまったッと言う顔をしとる。
「なんや、修兵。『鉄の女』と何かあんの?」
「別に・・・真子には関係ねぇだろ。」
「そんな事言うてええの?ギンに就くんやで、貴井さん。」
俺はギンの美咲に対する執心さを知っててんけど、修兵への意地悪心から、揶揄うたった。
「昼、奢ってや。な、修兵くん。」
*******
「何で、ギンまで居るんだよ?」
「そんなん本人に聞くんが一番手っ取り早いからやんけ。」
「なんや真子が昼飯、タダで食える言うから。」
関西弁と京訛りが俺の両耳から侵食してくる。
真子にギンの話を聞こうと昼飯を奢らされる羽目になったは良いが、どうしてギン張本人までいんだよ。
おかしくね?
「何だよ?気持ち悪りぃな。」
「気持ち悪い、言いなや。折角、僕がお疲れさん言うてんのに。」
「で、何か用?」
「別に用事はないけど、明日から胡蝶ちゃん、アシスタントに就くから報告に。」
ちょっとだけ意地悪しとうて、修兵に報告したら、びっくりするくらい眉間に皺寄せて、睨まれたわ。
「なんでだよ?なんで貴井なんだよ?」
「ん?彩葉ちゃんの推薦。彩葉ちゃん貸し出してもろててんけど、真子んとこ帰りたい言うから、新しい子見繕ってもろたら、胡蝶ちゃんや言うさかい。」
「は?なんだよ、それ?」
そない言うてめっちゃ勢いよう、真子んとこ行ったわ。
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「なんや?俺に用かいな?」
「七瀬の代わり、貴井じゃなくっても良くね?」
「は?何の事や?」
「七瀬、お前んとこ戻ってくんだろ?その代わりにギンのアシスタントに貴井が就く。」
「ええんちゃうの?貴井さん、よう仕事出来るんやろ?ギンには仕事のよう出来る子就けなあかんからなぁ。」
「って、お前、自分の彼女、返って来るからって、人のこと・・・・」
ん?と俺が顔を上げれば、修兵は、しまったッと言う顔をしとる。
「なんや、修兵。『鉄の女』と何かあんの?」
「別に・・・真子には関係ねぇだろ。」
「そんな事言うてええの?ギンに就くんやで、貴井さん。」
俺はギンの美咲に対する執心さを知っててんけど、修兵への意地悪心から、揶揄うたった。
「昼、奢ってや。な、修兵くん。」
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「何で、ギンまで居るんだよ?」
「そんなん本人に聞くんが一番手っ取り早いからやんけ。」
「なんや真子が昼飯、タダで食える言うから。」
関西弁と京訛りが俺の両耳から侵食してくる。
真子にギンの話を聞こうと昼飯を奢らされる羽目になったは良いが、どうしてギン張本人までいんだよ。
おかしくね?