Office Love
「大丈夫、優しくするから・・・」
艶のある声色で耳元でそう囁かれれば、私はあなたに身も心も委ねるしかない。
ゆっくり近づくあなたの顔にあまりにも恥ずかし過ぎて目を背けたくなる。
けど、その綺麗な指で頬を抑えられれば、それは赦されるとこはない。
触れるだけの口付けから、どんどん深くなっていくそれに、私の意識はまだまだ追い付かない。
酸素を吸うタイミングさえなくしてしまって、ただあなたの腕にしがみつくだけ。
「っん・・あっん・・・」
自分でもよくわからい快感が躯中を駆け巡り、自分のものとは思えない声が出る。
やっと、あなたが口から離れれば、妖艶に口角を上げながら囁かれた。
「一緒に堕ちよう・・・」
修兵さんの指が、唇が、吐息が、私の全身を這い回るように蠢く。
その都度、自分が自分ではない感覚に襲われ、躰を強張らせる。
「躰の力、抜いとけ。」
そう言われても何もかもが初めての経験の私には、ただただ修兵さんに身を任せるだけ。
女に慣れてる修兵さんにとって、こんな私は楽しめない、ただの重い女。
そう思ったら、何だか泣けてきちゃって・・・
「どうした?胡蝶。どうして泣いてる?やっぱり、嫌か?」
嫌じゃない、嫌なわけがない。大好きな修兵さんに私の初めてを貰ってもらえるのに。
「違う・・・初めてで・・・私、修兵さんに満足して貰える様な・・・///」
そこまで言って、なんだか恥ずかしくなって口を噤んだ。
ゆっくりと修兵さんの大きな手が私の頭を撫で、頬に降りて来て、そのままそっと抱き締めてくれた。
「急かし過ぎたか?俺は胡蝶の身体が目当てで付き合ってるんじゃねぇ。だから、ここで止めても・・・「ううん、やめないで・・・///」
「いいのか?ここで止めなきゃ、もう止まらねぇ。」
コクリと頷けば、修兵さんは貪る様なキスをくれた。
【俺だけ見とけば良い。俺だけ】
あなたの熱は私を貫いた。
Fin
艶のある声色で耳元でそう囁かれれば、私はあなたに身も心も委ねるしかない。
ゆっくり近づくあなたの顔にあまりにも恥ずかし過ぎて目を背けたくなる。
けど、その綺麗な指で頬を抑えられれば、それは赦されるとこはない。
触れるだけの口付けから、どんどん深くなっていくそれに、私の意識はまだまだ追い付かない。
酸素を吸うタイミングさえなくしてしまって、ただあなたの腕にしがみつくだけ。
「っん・・あっん・・・」
自分でもよくわからい快感が躯中を駆け巡り、自分のものとは思えない声が出る。
やっと、あなたが口から離れれば、妖艶に口角を上げながら囁かれた。
「一緒に堕ちよう・・・」
修兵さんの指が、唇が、吐息が、私の全身を這い回るように蠢く。
その都度、自分が自分ではない感覚に襲われ、躰を強張らせる。
「躰の力、抜いとけ。」
そう言われても何もかもが初めての経験の私には、ただただ修兵さんに身を任せるだけ。
女に慣れてる修兵さんにとって、こんな私は楽しめない、ただの重い女。
そう思ったら、何だか泣けてきちゃって・・・
「どうした?胡蝶。どうして泣いてる?やっぱり、嫌か?」
嫌じゃない、嫌なわけがない。大好きな修兵さんに私の初めてを貰ってもらえるのに。
「違う・・・初めてで・・・私、修兵さんに満足して貰える様な・・・///」
そこまで言って、なんだか恥ずかしくなって口を噤んだ。
ゆっくりと修兵さんの大きな手が私の頭を撫で、頬に降りて来て、そのままそっと抱き締めてくれた。
「急かし過ぎたか?俺は胡蝶の身体が目当てで付き合ってるんじゃねぇ。だから、ここで止めても・・・「ううん、やめないで・・・///」
「いいのか?ここで止めなきゃ、もう止まらねぇ。」
コクリと頷けば、修兵さんは貪る様なキスをくれた。
【俺だけ見とけば良い。俺だけ】
あなたの熱は私を貫いた。
Fin