ゲスでビッチ、間違いない。
初めての彼氏
「こんにちわ、東京から来ました、
山本 倫 です。 お願いします。」
中学3年の春から引っ越しした。
昔から引っ越しは多かったからいいけど
じろじろ好奇の目で見られるのはやっぱり慣れない。
「何で埼玉きたのー??」…再婚
「かれしはー??」…いたことないよ
「どの辺すんでるのー??」…学校の近くだよ
あーーっいっぺんに言われちゃうとワケわかんない!!
「ね、ゆっくりきこう、ね??」
綺麗な声の女の子だった
「あたし琴音。よろしくね、倫ちゃん。」
綺麗な声の子は、綺麗な顔で微笑みながらそう言った。