彼と彼女の不思議な関係。
「いやー、なんか新鮮ですね。私、たまたまここ通ってたんでまさか文さんに会うとは。 まぁジムに行けばだれかいるかなーってくらいだったんで。」
「そう。 」
「あれ?今日の練習もう終わりですか? 文さん着替えてるし」
「うん。今日は出かけようかなと思ってて」
「どこに行くんですか?」
「...それはちょっと言えない。」
「え。あ、もしかして。なるほど。文さんも男ですもんね。すみません」
「ん?ちょっと、待った。なんか勘違いしてる気がするんだけど」
「だから、文さんが私とは行けないところじゃないんですか?」
「まぁ、そうなんだけど...そういう感じのじゃないから。」
「...?はっきり言ってくださいよ。文さんはピュアだと思ってたけどふつうに男の人の欲はありますもんね。じゃ。また連絡しますねー」
「ひな!ちょっと待った。違う。ほんとは言いたくなかったけど、ある人へのプレゼントを買いに行こうと思ってたんだよ」
「誕生日?あれ、私の誕生日ももうすぐだ」
「....もう。俺が買いに行こうと思ってたのはひなへのプレゼントだよ」
「あ。そうだったんですか。でも私文さんに誕生日教えましたっけ?」
「入会したときの書類を見た。」
「それいいんですか。」
「大丈夫だよ。悪用しないから」
「そうですか。。じゃあ、、文さん。今から私も一緒に出掛けていいですか?学校早くおわったけど練習いけなかったし...」
「うん。行こうか」
「はい!!」
その後、2人で仲良く出かけました。