バスケばかに恋したバスケばか
入学式《龍我side》
ピーンポーン、ピンポンピンポンピーンポーン。

「っせーなぁ…。」

「おーい!龍我ー!オッキロー!」

いちいちうるせんだよまったく…。


【長谷川 龍我】15歳 男。言わなくてもわかるか…。

んで、このうっさい奴が、
【村田 向平】同じく15歳、中学からの同級生で、友達…というより、付きまとわれてるな、俺。

てなわけで、重い体を起こして、新品の固い制服を身にまとって、向平と家をでた俺だが、もう完全に遅刻だな、諦めよう。


髪もボッサボサなまんまで、完全にだらしねえ格好だが、まあいい。

俺らは歩いて学校まで向かった。
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