CHERRYBLOSSOM
『ジブン、ヲ・・・シ・・ジテ。
クイヲ・・・ノコサ・・ナイデ』

どこからか儚く、今にも消えてしまいそうな声が聞こえた。
秋は周りをキョロキョロと見渡した。
するとまたどこからか聞こえてきた。

『キモチ・・・ヲ、ツヨ・・ク・モッテ。
イキテ・・・ゼッタイ・・ニ・・アキラ・・・メ、ナイ・・デ』

一体どこから…………
それに、誰がこんな・・・
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