CHERRYBLOSSOM
病院には私たちの泣きすする声と心肺停止を知らせるピーッという機械音。
すると先生が時計をみて

「3時11分。ご臨終です………」

妖は強く拳を握りしめ先生に掴みかかった。

「一体、どういうつもりよ!
なんで助けてくれなかったの!?
今!血を吐いた時に治療してくれてたら助かったかもしれないのにどうしてよー!!」

先生の胸を何度も叩いた。
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