CHERRYBLOSSOM
秋は妖を見つめふと考えた。
俺がいなくなったらコイツはどうなる。
さっきはきっと今の俺の状態を知らされからだと思うけど、それでここまでなってしまった本当に・・・死んじまったら……。
どうすりゃいいんだ。
どうあがいでも運命いやこの心臓は止まっちまう。避けされねえことはわかってたはずた
妖も…俺も…。だから覚悟もしてた。
だからって……………。
今の俺に出来ることは妖のそばにいること。

もしかしたら……最初から俺達は結ばれちゃいけない運命だったのかもしれねーな。
ハハハッ・・・笑っちまうよ。ホントに……。

ち、ちくしょう…。秋の目から涙がこぼれた。
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