CHERRYBLOSSOM
「ねえ妖。私ねホントの事言うわね。」
「はい」
さっきよりも抱きしめる力が強くなった。
「私ね。こんな泣いて強がっててもね…
ホントは受止めたくないの…今のこの現実を。
でも、受け止めなくちゃいけない。どんなに抵抗してもこれだけはどうしても避けられなくて、あの子を…秋を助けたいのに助けられない自分がすごく嫌なの!!」
あ・・・そうだよ。
それはあたしも同じなんだ。だけど今までそんな事口にした事なかったから。
それに分かってたはずなのに。先生も言ってたけど…いつかこうなる日が来ること。
怖くて目を閉じてた事。
「私も同じ気持ちです。だからこそ…今出来ることを秋にしてあげるつもりです。」
「はい」
さっきよりも抱きしめる力が強くなった。
「私ね。こんな泣いて強がっててもね…
ホントは受止めたくないの…今のこの現実を。
でも、受け止めなくちゃいけない。どんなに抵抗してもこれだけはどうしても避けられなくて、あの子を…秋を助けたいのに助けられない自分がすごく嫌なの!!」
あ・・・そうだよ。
それはあたしも同じなんだ。だけど今までそんな事口にした事なかったから。
それに分かってたはずなのに。先生も言ってたけど…いつかこうなる日が来ること。
怖くて目を閉じてた事。
「私も同じ気持ちです。だからこそ…今出来ることを秋にしてあげるつもりです。」