CHERRYBLOSSOM
~遊園地に到着

「ここって・・・」

「思い出した?」

秋は妖を不思議そうに見つめていた。

「昔、1度だけ秋の家族とウチの家族で来たの思い出してさ、2人で来たいなって」

妖は少し照れたようにエヘへッと笑った。

秋は小さな声でありがとう…と言った

「えっ?なんか言った?」

秋は慌てて

「な、なんにも。で、何に乗るんだ?」
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