CHERRYBLOSSOM
妖はパンフレットを眺めながら悩んでいた。

「メリーゴーランドとかコーヒーカップとかあと上に上がってくるくる回るやつとかなら平気だよね?」

「妖の乗りたいものを乗るよ」

「だ…だめだよ!ちゃんと考えなきゃ」

「じゃ俺が乗れるヤツをドンドン乗るぞ!」

俺達は片っ端から乗れるものを乗っていった。
休憩も椅子を見つける度に座って休んだ。
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