CHERRYBLOSSOM
妖はドンッと立ち上がり

「大変!!どうすんの!?」

「急に立ち上がんなよ!揺れるだろ?」

「え〜なに?秋怖いの~?」

妖はニヤニヤしながら言ってきた。
ったく。てかそんなことよりどうすっかなー
もう過ぎちまったことはしかたねーしどうせ怒られんだったらここはもう大胆にやるか。

「なぁ~妖。今日、うちに帰らなくても平気か?」

ピタッと妖の動きも止まりまばたきもしなくなった。
顔に手を近づけ息を確認。
名前を呼んでも戻ってこない。
ったく最終手段と行くか!
秋はゆっくり口唇を妖の口唇に近づけキスをした。
するとハッと我に帰り赤面。
< 57 / 145 >

この作品をシェア

pagetop