CHERRYBLOSSOM
「あや?」

顔を上げ秋を見つめた。
目をうるうると潤わせてガクガクと震えていた。
い、イジメ過ぎたか?

「悪かったよ。ホラ!俺出るからシャワー浴びろ」

「いや!!」

はい?
妖が俺の腕を掴んできた。
前を隠さずに……

「お、おい!少しは隠せよ/////
目のやり場に困るから」

妖は一向に前を隠さない
きっと顔は真っ赤なはずなのに無理して
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