CHERRYBLOSSOM
「あや、やっぱり…「だって!」」

え?

「今しなかったら絶対後悔する。この先どうなるかわからない未来を歩んでいくのは!
……秋は私としたくないの?」

俺と同じ気持ちなんだ。

「してーよ!当たり前だろ?
それに俺はそういう気持ちがあったから誘ったんだよ。でも妖が震えてるのに気づいちまって無理してんじゃないかって……」

すると妖の震えが止まった。
あれ?震えが…
妖はニコッと微笑みギューッと抱きついてきた。

「ちょ、だから!」

「緊張してたの!は、初めてだから。
でももう決めた!私を秋のものにして!」
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