ゾッとするホラー短編集
「その話、おもしれぇじゃん。

健二、行こうぜ、

その廃墟の病院に」






お調子者の拓海が、

おどけて、笑いながら言った。






「あんた、馬鹿じゃないの?




何でワザワザさぁ、

そんなおっかないところに

行かなくちゃいけないわけ?




いかれてるわよ!」
< 5 / 279 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop