王子様は隣のあいつ

もし和人のことが好きだと言ったら陽平と今見たいに話せなくなる


「あっ、分かった!」


何が分かった?


「まなの好きな奴って和人先輩だろ?最近良く一緒に居るもんな~」


もう誤魔化すしかない


「そうだよ!和人先輩は誰かさんと違ってまなのこと女扱いしてくれるからね」


「あっそ!」


そのまま陽平は部屋をでて行った


コンコン


「陽平?」


振り向くとママがいた


「陽平くん心配してたのよ」


「ママがあんなこと言うからじゃん!」


「ママはまなに辛い思いして欲しくなくて…あのタイミングにまなが好きって言って欲しかった…」


「まなにはそんな勇気ないよ…」


「勇気じゃないよ!好きって自然に言いたくなる時がくるから…」


この時まなにはママの言って居ることが理解出来なかった








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