王子様は隣のあいつ
そんなある日、バスケ部のマネージャーでまな達より一つ上の先輩が、陽平を呼び出したと聞いた
この高校には同じ中学の子は少なく、入学してから出来た友達の方が一緒にいる
「今日、部活ないなら一緒に帰ろう」
話しかけてきたのは高校に入って仲良くなった杏奈、その隣にはみらいもいた
「いいよ」
こうして3人でファミレスに行くことにした
3人の話題はやはりまなと陽平の関係だった
「まなと陽平はただの幼馴染みで、付き合ってないよ。」
二人はまだ疑いの目でまなを見ている
「あっでも…」
杏奈が何かを思い出したように声を発した
「杏奈どうしたの?」
その声にビックリしてみらいが質問した
「イヤ、隣のクラスのこに聞いたんだけど、陽平くん、バスケ部のマネージャーに告白されたらしいよ」