あなたは私を本当はどう思ってたの?
いちゃつく程度だった。
でもぎゅーってされるのが好きだった。

TAKAの香りが好きだったの。

また何度かTAKAの家に行くことがあった。
毎回部屋に入るとそのままベッドイン。
それが普通だった。
それで ヤった。
ダメなことだってわかってた。
でも大好きなTAKAなら 体をゆだねてもいい。そう思った。
『すき??』
TAKAが言った
私は照れた顔を隠しながら
『ううん』って言った
『…もうしらなーい』TAKAがいうと…
私は『好きじゃなくて 大好きなの』って言った
あぁこんな台詞アニメとかにありそう…って呑気に思った
そして
時が止まったかと思うと
瞬時に暖かいものが絡み合った。
『あぁ…素直になるって初めてかも、素直になるっていいのかもなぁ』
なんて思ってた。
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