あの日、あの時、あの場所で。
ー次の日ー
「杏奈ー…起きてー。文化祭だよー…」

「うーん…んっ…もう朝…?」

「うん…。しかも私たち朝番だからもう支度始めないと…」

「あー…そーだ。朝番だ…」

「ほら!着替えて!って、うぉっ!」

「どーしたのー?美穂。ってえ!?」

「なんで恭太と藤崎!?」

「どうして二人ともここにいるの…?」

「杏奈、とりあえず、家の中に入れよう。」

「う、うん…っ」

「おい!ふたりとも起きろー!」

美穂がたまたま持っていた新聞で恭太の頭を叩くと…

「うわっ。いってぇ…って美穂じゃん笑
おはよ。よく寝れた?蓮も起きろ!」

「んー?あー、2人とも起きた?」

「お、おはようございます…」
< 42 / 114 >

この作品をシェア

pagetop