光と闇
「リオくんが・・・まさか」
「じいちゃんも驚くよね、リオがそんなに簡単に闇に染められてさらわれるなんて」
俺はあの時起こったことをすべて話した。
そんなはずはないと思いたかった。
だが、俺は見てしまった。変わり果てたリオの闇の姿を。
今までとは比較にならないほど強い、そして負のオーラを放っていた。
「とにかく、早くリオくんを探そう。わしは人探しのロボットも持っとるぞ」
「やっぱり持ってた、この発明バカ」
「おいこら、バカとはなんぞ、バカとは」
じいちゃんに貸してもらったロボットは、探したい人の持ち物で、オーラが強いものを入れると動くらしい。
早速リオの家に行き、何か貸してもらおうと思った。
よくリオの家には行っていた。