光と闇


「あ、あのね、・・・」

私はレナちゃんに助けてもらったことをシンに話した。


「へえ。そんなことがあったのか」



「・・・いいやつだったのか・・・」


シンがもごもごと言った。

でも私には聞こえなかった。


「え、どうしたの?」


「い、いや、何でもない」



「ご飯だよー!」

レナちゃんの声が聞こえた。


「あ、シン、はやく行こ!」


「あ、ああ。行こう」

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