光と闇
「ハッ!」
オーラを操って飛ばす。
魔術師は瞬間的にオーラを操り、そのエネルギーを利用して魔法を使う。
「あれ、避けないの?」
全弾的中。
全部当たるとは思わなかった。
「あ、逃げられた」
私の魔法は速さが取り柄だ。その分、パワーはあまりない。
街に静けさが戻ってきた。
「リオ・・・」
シンがつぶやく。
「なに?」
「速すぎて何やってるのか見えなかったんだけど・・・何が起こった?」
そういったシンの顔は少し青ざめていた。