光と闇

光の失望

俺は闇雲に飛び回った。


いつのまにか、広い荒野の上を飛んでいた。


どこを見ても荒野。


・・・!


遥か遠くに小さな点が見える。

あれは・・・飛行船?

俺はそこに向かって全速力で飛んで行った。




「リオ様、お食事の用意ができました」

「ありがとう」

ここに来て何度目の食事だろう。

おいしいけど・・・。


「もっと野菜出してよー」


野菜好きは変わっていない。

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