光と闇
初めてカドネの部屋に入った。
「用件は?」
あえて、冷たく。
「あなたも感じているのではないでしょうか、光のオーラのことです」
「やっぱりね」
予想通り。
「さすがです、我々はやつらと戦わねばならぬのです」
「私に戦場に出ろと?」
「・・・さすが、勘も鋭い。無理にとは言いません。だが、あなたさえよろしければ・・・」
「いいよ、出てあげる」
てか、断ってもいつまでも食い下がるくせに。
「本当ですか」
「ええ、みんなを一掃してきてあげる」