光と闇
「おっじゃまっしまーす!じいちゃーんちょっと相談がーーあ?」


何やらまた大きな機械に出迎えられた。


じいちゃんはロボット作りが好きだ。

今までもよく玄関でロボットに出迎えられたことがある。


「なになにどうしたのこのロボット」

一応聞いてみる。

泡立て器持ってるあたり料理するんだとは思うけど。


「あーこれか。これはわしがつくったんじゃ」

いやーそれはわかるけど・・・


「これなんのロボット?」

「これはだな、料理用ロボットじゃ。タイマーがついておったり、ミキサーがついておったり、簡単な操作ができる腕がついておったりしてのう。この腕はここのボタンに・・・」


また始まった。じいちゃんは自分の作ったロボットの説明が好きだ。

説明中は面倒だけど、役に立つロボットをたくさん作ってくれる。


人探しのロボットはあったっけ。
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