光と闇
さらに、本当に今魔法を使っていいのかも分からなかった。
もし、普通の人だったら。
みんなにこの力が知れ渡ってしまったら。
リーダーのような男性が、私の前に来る。
思わずギュッと目をつぶる。
・・・って、あれ?
「はじめまして、リオ様」
ご丁寧に名刺まで差し出す。
カドネ・・・?
「あなたは有能な魔法使いだ。私たちの仲間になり、力を貸してほしいのです」
悪い人じゃないのかなー?
「一度こちらにきてください」