光と闇
「戦闘って・・・」
「楽しそうでしょう?」
そう言われると確かにそんな気がしてきた。
「確かにそうかも」
「そうでしょう、そうでしょう」
カドネがにやりと笑う。
前なら怖いと思ったであろうこの笑い。
今は何とも思わない。
自分の感覚、体、すべての感じが変わってしまった。
私はゆがんでしまったのだろうか。
その日、私は魔法のことばかり考えていた。
どうすれば強い魔法が使えるのか・・・
いろいろ試すことにした。