きみに触れられない
『__断ったよ』
みーちゃんは奏人からの告白を断った。
なんでなのか本当に訳が分からなかった。
みーちゃんは最初こそ奏人のことを少し気になる程度だった。
けれど花火大会のことを通して完全に奏人のことを好きになっただろうと思っていた。
『どうしてハルは私のことをそんなに気にしてくれるの?
関係ないんじゃないの?
私がどんな選択をしても、誰の誘いを断っても、ハルには関係がない。』
それどころかみーちゃんは俺のことを気にしていた。
その上で俺とみーちゃんが「仲間」ではなく「他人」であることを突き付けた。
それがすごく悲しかった。
『好きだよ』
気が付いたら、告白していた。
ずっと言わないでいようと思っていたのに。
少しの後悔。
だけどこれでいいのかもしれないとも思った。
今告白してしまえばみーちゃんは必ず俺をフるだろう。
みーちゃんが俺のことを好きになることなんてないけれど、それでも万が一にもみーちゃんは俺を好きになってはいけない。
俺がみーちゃんをどんなに好きでいても、みーちゃんが俺をどんなに好きになっても、俺は昏睡状態で眠りについている状態で、彼女を幸せにしてあげることはできない。
俺とみーちゃんは一緒になってはいけない。
そう思っていたのに、みーちゃんは常に俺の予想の上をいく。
みーちゃんは奏人からの告白を断った。
なんでなのか本当に訳が分からなかった。
みーちゃんは最初こそ奏人のことを少し気になる程度だった。
けれど花火大会のことを通して完全に奏人のことを好きになっただろうと思っていた。
『どうしてハルは私のことをそんなに気にしてくれるの?
関係ないんじゃないの?
私がどんな選択をしても、誰の誘いを断っても、ハルには関係がない。』
それどころかみーちゃんは俺のことを気にしていた。
その上で俺とみーちゃんが「仲間」ではなく「他人」であることを突き付けた。
それがすごく悲しかった。
『好きだよ』
気が付いたら、告白していた。
ずっと言わないでいようと思っていたのに。
少しの後悔。
だけどこれでいいのかもしれないとも思った。
今告白してしまえばみーちゃんは必ず俺をフるだろう。
みーちゃんが俺のことを好きになることなんてないけれど、それでも万が一にもみーちゃんは俺を好きになってはいけない。
俺がみーちゃんをどんなに好きでいても、みーちゃんが俺をどんなに好きになっても、俺は昏睡状態で眠りについている状態で、彼女を幸せにしてあげることはできない。
俺とみーちゃんは一緒になってはいけない。
そう思っていたのに、みーちゃんは常に俺の予想の上をいく。