いつだって





「どうしようもねぇし・・・泊まってけよ」



え?いいの?


「う、うん・・・お世話になります」



お皿やコップを片付けて、それぞれがお風呂に入った





”さぁ、寝るか”という時になって颯が部屋を出ていこうとする



「え?・・・どこ行くの?」



「ん?母さんたちの寝室で寝るわ」



え?なんでそんな事言うの?・・・



「・・・そんな顔で見んなよ」



自分がどんな顔をしているのか分からないけど、颯を困らせているのは事実



「一緒に寝ようよ・・・」



颯の表情が本当に困った顔になる




< 84 / 91 >

この作品をシェア

pagetop