モノクロの世界で
ヒロガル世界
「青羽ちゃんっあのね!わたし青羽ちゃんに会って欲しい人が居るのっ」
津川さんの唐突な発言に思わず箸で掴んでいた唐揚げを落とした。
―お昼休み。津川さんと私はいつの間にかお昼を一緒に食べるようになっていた。…まぁ、席も隣だし…。
「…誰?」
「えーっとねーっ翔ちゃんと裕芽ちゃんっわたしが最初青羽ちゃんにぶつかった時に一緒に居た子なんだけど覚えてる?」
―覚えてる。
「…あの背の…高い子…?」
先程口へと運び損ねた唐揚げを掴む。
「そー!青羽ちゃん記憶力いいねぇっ」
そりゃね。あんたがあれだけ大騒ぎしてれば嫌でも覚えてますよ。
「でねっご飯食べたら会ってもらうからっ」
満面の笑みでそう告げる津川さん。そして私はまた唐揚げを落とした。
「…え…ちょ…ちょっと待って…え……今から…!?」
突然のことで理解が追いついていかない。
津川さんの唐突な発言に思わず箸で掴んでいた唐揚げを落とした。
―お昼休み。津川さんと私はいつの間にかお昼を一緒に食べるようになっていた。…まぁ、席も隣だし…。
「…誰?」
「えーっとねーっ翔ちゃんと裕芽ちゃんっわたしが最初青羽ちゃんにぶつかった時に一緒に居た子なんだけど覚えてる?」
―覚えてる。
「…あの背の…高い子…?」
先程口へと運び損ねた唐揚げを掴む。
「そー!青羽ちゃん記憶力いいねぇっ」
そりゃね。あんたがあれだけ大騒ぎしてれば嫌でも覚えてますよ。
「でねっご飯食べたら会ってもらうからっ」
満面の笑みでそう告げる津川さん。そして私はまた唐揚げを落とした。
「…え…ちょ…ちょっと待って…え……今から…!?」
突然のことで理解が追いついていかない。