ファースト・キス
ー部活・休憩中ー
「ねぇ明。部活の後、カラオケ行かない?二人っきりで」
「いや、行かない。」
「なんで?」
「俺先約があるんだ。」
本当は先約なんてない。
かったりー。そんな事考えて歩いていたら、何かに当たった。
「きゃ!アイタタタ」
「悪い!よく前見てなかったから。」
「いえ!って明先輩?!」
「ん?秋じゃん。どうしてここに?」
「部活動見学しようとしたんです。中学の時、私バスケ部だったから、女子バスケ部入ろうと思ったんですが...」
「去年無くなったからな。女子バスケ。男子バスケならあるんだが。」
そう。女子バスケ部は去年、人数が少なくて無くなったのだ。美佳も居なくなったし…。
「そう言えば、先輩はなに部何ですか?」
その問い掛けに、少し戸惑ったが笑顔で答えた。
「バスケ部。」
「へっ?!先輩バスケ部何ですか?!」
「そっ。で、一応部長。」
彼女は目を輝かせて答える
「本当ですか!?凄い‼」
「そうでも無いぞ。あっ、秋、女子マネやんね?ウチ不足してんだよね。」
彼女は更に目を輝かせる
「やります‼マネージャー!」
その姿はやはり美佳に似ていた
俺は寂しさを抑えながら彼女に伝える
「じゃあ、入部届け出してきな。」
そう伝えると、彼女は笑い職員室の方へ走り抜けていった
「はい‼」
それにしても、秋がバスケやってたなんて知らなかったな。
女子マネ不足してたから、まじありがたいわ。
明は自然と笑顔になっていた。
明が自分の気持ちに気づくまで少し時間がかかりそうだ。
「ねぇ明。部活の後、カラオケ行かない?二人っきりで」
「いや、行かない。」
「なんで?」
「俺先約があるんだ。」
本当は先約なんてない。
かったりー。そんな事考えて歩いていたら、何かに当たった。
「きゃ!アイタタタ」
「悪い!よく前見てなかったから。」
「いえ!って明先輩?!」
「ん?秋じゃん。どうしてここに?」
「部活動見学しようとしたんです。中学の時、私バスケ部だったから、女子バスケ部入ろうと思ったんですが...」
「去年無くなったからな。女子バスケ。男子バスケならあるんだが。」
そう。女子バスケ部は去年、人数が少なくて無くなったのだ。美佳も居なくなったし…。
「そう言えば、先輩はなに部何ですか?」
その問い掛けに、少し戸惑ったが笑顔で答えた。
「バスケ部。」
「へっ?!先輩バスケ部何ですか?!」
「そっ。で、一応部長。」
彼女は目を輝かせて答える
「本当ですか!?凄い‼」
「そうでも無いぞ。あっ、秋、女子マネやんね?ウチ不足してんだよね。」
彼女は更に目を輝かせる
「やります‼マネージャー!」
その姿はやはり美佳に似ていた
俺は寂しさを抑えながら彼女に伝える
「じゃあ、入部届け出してきな。」
そう伝えると、彼女は笑い職員室の方へ走り抜けていった
「はい‼」
それにしても、秋がバスケやってたなんて知らなかったな。
女子マネ不足してたから、まじありがたいわ。
明は自然と笑顔になっていた。
明が自分の気持ちに気づくまで少し時間がかかりそうだ。