大切なヒト
「遅いし、何で知らない人居るのさ。
僕がそういうの苦手だって言ってあるし、知ってるでしょっ。
居るって知ってたら来なかったし」

ハナの耳元でぶつぶつ言ってみる。
遅れた罰というやつだ。

まぁ、実際はイヤじゃなかったし、心なしか落ち着く場所が見つかったので来てよかった。
とかちょっと思ってたりもする。


そんなこんなで中に入ってとりあえずドリンクバーだけ頼んで勉強を始めた。
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