訳あり少女
そのまま倉庫に向かう
「やっと終わったぁー!
ねぇねぇ!海とか行こうよ!泊まりでさ!」
楝がソファで伸びながら言う
「いいねぇ海!劉鳴の水着姿も見れるし♪♪
なによりずっと一緒だし♪」
相変わらず変態発言をしているのは色葉
ちゃん付け外せって言ったんだ
「いいんじゃない?
確か俺の親が経営するホテルが近くにあったはず」
迅の親は、観光地のホテルなど、数々の高級ホテルを手がけている大企業の社長なんだ
「明後日から二週間でいいか?」
『私はいいよ』
「よし!そうと決まったら明日水着買いに行こうよ!みんなで!」
『今日じゃないの?』
「今日は打ち上げみたいなのをしようと思って」
嫌な予感がする
『…どこで?』
「ん?もちろん劉鳴の家で♪♪」
予感的中。まぁ、いいけども
一人暮らしにしては広すぎる家だから、5人来たところで何も変わりはない
『…あ、そう』
「じゃあ今から買出し行って、一旦みんな家帰ろうか。泊まり込みでもいいかな?」
『ん、別にいいよ』
「よし!決まり!」