(旧)嘘の告白を君に。
…そっか、この一週間私が見てきた…私が好きになった相賀くんは全部嘘だったんだ。
「お前が俺を本気で好きになったら捨てようと思ってたのに…早すぎだわ」
相賀くんは今まで見たことのないような、狂った笑顔を私に見せた。
「じゃ、そうゆうことだから。さようなら、神咲さん」
ガラッ…教室のドアを閉める音だけが私の耳の中まで響いた。
ああ、そういうことか。
私はまた、騙されたのか。
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