(旧)嘘の告白を君に。
嘘の告白を君に
あれから約1年がたった。
高校3年になった私は誰もいない教室で、一人窓際の席に座り手紙を読んでいた。
「もう1年か…早いな」
時間が過ぎるのが早すぎるよ。
あの日から私と相賀くんは1度も会っていない…会えなくなったのだ。
というのも、相賀くんはあの日…転校してしまった。
そして今日、4月1日…そんな彼から手紙が届いた。