続★俺だけの家政婦さん
服をたたみ終え、クローゼットにしまい、戻ると
丁度、小島さんが書斎から出てくるのが見えた。
小島さんと目が合うと笑顔で近づいてきた。
手にはコーヒーの乗ったトレー。
「ごちそうさまでした」
「いいえ、それよりすみません。持ってきてもらっちゃって」
小島さんからトレーを受け取る。
「栞里さん、私はこれで失礼します」
「ご苦労様でした」
「栞里さん」
小島さんが改まって私の名を呼んだ。
「はい?」
「野島先生の今度の作品は今までにないとても素敵な作品になると思います」
「は~~」
だからなんなんだって感じだけど・・・
「いつもに増してかなりハイペースで書き上げています。それも栞里さんの
サポートがあってこそです」
「いえ・・・私は単なる家政婦で、仕事をしているだけです」
褒めてもらえるほどの事をしているとは思ってない。
だが小島さんは話を続ける。
「今のペースで書き続ければ1ヶ月後には完結します。それまで
どうか先生のサポートお願いします」
小島さんが深々と頭をさげる。
「え?サポートって・・・私ではなく小島さんが-」
「いいえ」
「え?」
「とにかく、先生のことお願いしますね」
「あっ・・・は~~」
小島さん、かなり力説していたけど私に何が出来ると言うのだろう。
どう考えても私より小島さんの方がサポート出来ると思うんだよね。
あ~~あ~~でもさ~
そんなに次回作は凄いんだ。
どんな話を書いているのだろう・・・気になる。
一体どんな話しを書いているのだろう・・・
わかっているのは登場人物の一人に家政婦がいるって事だけだ
丁度、小島さんが書斎から出てくるのが見えた。
小島さんと目が合うと笑顔で近づいてきた。
手にはコーヒーの乗ったトレー。
「ごちそうさまでした」
「いいえ、それよりすみません。持ってきてもらっちゃって」
小島さんからトレーを受け取る。
「栞里さん、私はこれで失礼します」
「ご苦労様でした」
「栞里さん」
小島さんが改まって私の名を呼んだ。
「はい?」
「野島先生の今度の作品は今までにないとても素敵な作品になると思います」
「は~~」
だからなんなんだって感じだけど・・・
「いつもに増してかなりハイペースで書き上げています。それも栞里さんの
サポートがあってこそです」
「いえ・・・私は単なる家政婦で、仕事をしているだけです」
褒めてもらえるほどの事をしているとは思ってない。
だが小島さんは話を続ける。
「今のペースで書き続ければ1ヶ月後には完結します。それまで
どうか先生のサポートお願いします」
小島さんが深々と頭をさげる。
「え?サポートって・・・私ではなく小島さんが-」
「いいえ」
「え?」
「とにかく、先生のことお願いしますね」
「あっ・・・は~~」
小島さん、かなり力説していたけど私に何が出来ると言うのだろう。
どう考えても私より小島さんの方がサポート出来ると思うんだよね。
あ~~あ~~でもさ~
そんなに次回作は凄いんだ。
どんな話を書いているのだろう・・・気になる。
一体どんな話しを書いているのだろう・・・
わかっているのは登場人物の一人に家政婦がいるって事だけだ