続★俺だけの家政婦さん
彼には内緒?
「ねえ~。そのじーっとみるのやめてくれないかな~。
仕事しにくいんだけど・・・」
野末くんは新作の書き下ろしを執筆中なのだが、実際に
執筆するのは午後からで午前中はと言うと
私を観察している。
今回、住込みの家政婦を依頼したそもそもの理由というのが
家政婦という仕事の取材も兼ねているのは所長から聞いており
それを踏まえた上で承諾したけど・・・
しつこいようだけど相手が野末くんだったら即断ってた。
後悔しても、もう遅いけどね・・・
だけど食事を作っているとき、掃除機をかけたり洗濯物を
干している時、とにかく金魚のフンのように後ろからついてきては
観察し、何かをノートに書き込んでいる姿が視界にはいって来るもんだから
気分がいいわけがない。
でも野末くんは私の言葉に耳を傾けることなくじーっと見ている。
私の仕事なんて家事代行で主婦の人たちが毎日こなしている
事と何ら変わりはない。
ただ違うとすればそこにお金が発生するってこと。
お金をもらう以上相手に満足してもらうのが第一で
何か言われても文句は・・・言えない。
わかっちゃいるけど・・・やっぱり気分よくない。
特にあのノート。
取材ノートと本人は言ってるけど一体何書いてるの?
すっごく気になる。
仕事しにくいんだけど・・・」
野末くんは新作の書き下ろしを執筆中なのだが、実際に
執筆するのは午後からで午前中はと言うと
私を観察している。
今回、住込みの家政婦を依頼したそもそもの理由というのが
家政婦という仕事の取材も兼ねているのは所長から聞いており
それを踏まえた上で承諾したけど・・・
しつこいようだけど相手が野末くんだったら即断ってた。
後悔しても、もう遅いけどね・・・
だけど食事を作っているとき、掃除機をかけたり洗濯物を
干している時、とにかく金魚のフンのように後ろからついてきては
観察し、何かをノートに書き込んでいる姿が視界にはいって来るもんだから
気分がいいわけがない。
でも野末くんは私の言葉に耳を傾けることなくじーっと見ている。
私の仕事なんて家事代行で主婦の人たちが毎日こなしている
事と何ら変わりはない。
ただ違うとすればそこにお金が発生するってこと。
お金をもらう以上相手に満足してもらうのが第一で
何か言われても文句は・・・言えない。
わかっちゃいるけど・・・やっぱり気分よくない。
特にあのノート。
取材ノートと本人は言ってるけど一体何書いてるの?
すっごく気になる。