続★俺だけの家政婦さん
「いらっしゃいませ」

素敵な店内に目をきらきらさせていると後ろから声を掛けられた。

振り返ると長身の男性が須藤先生と並んでした。

よく見ると似ている。

彼が、弟さん?

ハンチングをかぶり、上半身は意外にもさわやかなチェックのシャツを腕まくりして

黒のギャルソンエプロン、シャープな顔立ちに整った顔立ちは

須藤先生と同レベルのイケメンだ。

お味の方はどうだかわかんないけど、こんなかっこいい人なら2年待ってもいい

と思う女性は多いかも


私は慌てて会釈すると弟さんは私に微笑むと横にいる須藤先生の視線を向けて

ニヤリと笑った。

「無理矢理予約入れてきたから担当との打ち合わせかと思ったけど・・・
兄貴がここにこんなかわいい子を連れてくるなんて・・・とうとう本命現れた?」

えええ?!どういうこと?

こっちがドキドキしちゃう。

やっぱりこれってただの食事じゃなく・・・

「バーカ。そんなんじゃないよ。彼女は僕のライバルの大切な子」

えええ?!何?


どういうこと?
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