続★俺だけの家政婦さん
「・・・…という訳で、須藤先生が思っているような事はないので
これ以上変な想像はよしてくださいね」


どうだ!もうこれでいいだろうと須藤先生に笑顔を向けたのだが

どういうわけか須藤先生はだから何?とでも言いたげな表情を向ける。

「・・・でもしかなかったんじゃないの?その頃の野島っちはきっと子供だったんだよ」

確かにそう思うけど・・・

「あの・・・」

「なに?」

「須藤先生、いろいろと分析してくれましたが、結局どうしたいんですか?」

そもそも須藤先生には関係ない事なのに

ワイドショー好きなおばさんみたいにしか思えなくなっていた。


だが須藤先生の言葉に目が点になった。


「次の書き下ろしのモデルにしたくてね」

「はああああ?!」


和牛ホホ肉の赤ワイン煮込みがこのタイミングで運ばれてきた。


なんでこのタイミング????

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