あなたの愛に深く溺れてしまいたい
そう言うと、松谷課長は電話を切った。
「えっ、今のって…」
もしかして、もしかしなくても奥さん…だよね?
「朝までだよ?一回帰って着替えなきゃいけないから、5時まで。いい?」
「松谷、課長…」
「え?泣いてるの?雪乃ちゃん」
「だって、だって……」
絶対的に奥さんが一番なのだから、私のワガママが通用するなんて、これっぽっちも思っていなかったのに。
「本当、可愛いなぁ。もう一回していい?」
「はいっ、」
この時、私は奥さんに勝ったと思ってしまった。
松谷課長は奥さんよりも、私を選んでくれたんだって。
こうなったら、もう止めることは出来なかった。
この朝までコース。松谷課長が毎回嘘を付いて、奥さんの元へ帰ることはせず、私といてくれるようになった。
「えっ、今のって…」
もしかして、もしかしなくても奥さん…だよね?
「朝までだよ?一回帰って着替えなきゃいけないから、5時まで。いい?」
「松谷、課長…」
「え?泣いてるの?雪乃ちゃん」
「だって、だって……」
絶対的に奥さんが一番なのだから、私のワガママが通用するなんて、これっぽっちも思っていなかったのに。
「本当、可愛いなぁ。もう一回していい?」
「はいっ、」
この時、私は奥さんに勝ったと思ってしまった。
松谷課長は奥さんよりも、私を選んでくれたんだって。
こうなったら、もう止めることは出来なかった。
この朝までコース。松谷課長が毎回嘘を付いて、奥さんの元へ帰ることはせず、私といてくれるようになった。