貴方が欲しい
や み の い ち ぞ く
窓の無い一室で
私の運命は大きく変わった
目の前には私たちに目線を合わせるために床に膝をついているお母様
隣には私の大好きな優姫お姉様
お母様が口を開いた
「貴女たちの中にあるヴァンパイアの因子を全て眠らせただの人間にするわ」
「お母様何で〜?」
と優姫お姉様が聞く
「貴女たちには陽の当たる時間を生きて欲しいの、だから、勝手に決めて恨まないで欲しいけれど…それにこの術式をしてしまえばもう貴方達に触れることはできないけれど…」
とお母様が言い終わった瞬間
バンッ
と部屋のドアが開いた
「お母様!僕から瑠璃だけは奪わないで…」
入ってきたのは枢お兄様だった
「お兄様〜!」
私はお兄様に抱きついた
するとお母様が
「分かりました。瑠璃は枢に任せます。その代わり優姫をよろしくね…」
「分かりました。お母様」
するとお母様は私達を抱きしめた
「枢、瑠璃、貴方達は今から辛いことが沢山あるでしょうけど2人で乗り越えて…愛してるわ。もうお行きなさい」
お母様は私と枢の背中を押した
「行こう、瑠璃。僕も愛しています。お母様」
どうしたのみんな?
「ばいばいおかあさま〜!おねえさまも〜!」
こうして私と枢お兄様はこの部屋を後にした
私の運命は大きく変わった
目の前には私たちに目線を合わせるために床に膝をついているお母様
隣には私の大好きな優姫お姉様
お母様が口を開いた
「貴女たちの中にあるヴァンパイアの因子を全て眠らせただの人間にするわ」
「お母様何で〜?」
と優姫お姉様が聞く
「貴女たちには陽の当たる時間を生きて欲しいの、だから、勝手に決めて恨まないで欲しいけれど…それにこの術式をしてしまえばもう貴方達に触れることはできないけれど…」
とお母様が言い終わった瞬間
バンッ
と部屋のドアが開いた
「お母様!僕から瑠璃だけは奪わないで…」
入ってきたのは枢お兄様だった
「お兄様〜!」
私はお兄様に抱きついた
するとお母様が
「分かりました。瑠璃は枢に任せます。その代わり優姫をよろしくね…」
「分かりました。お母様」
するとお母様は私達を抱きしめた
「枢、瑠璃、貴方達は今から辛いことが沢山あるでしょうけど2人で乗り越えて…愛してるわ。もうお行きなさい」
お母様は私と枢の背中を押した
「行こう、瑠璃。僕も愛しています。お母様」
どうしたのみんな?
「ばいばいおかあさま〜!おねえさまも〜!」
こうして私と枢お兄様はこの部屋を後にした
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